【ベンチマーク 比較 測定に必読】スマートフォンやタブレットの性能を比較、測定するのには必須のベンチマーク。比較方法や見かたを徹底解説します。
まずどこを見ればいいか
まずは機種ごとの性能を見比べる際は、各メーカーが発表する
- CPU
- ストレージ容量
- RAM(メモリ)
- バッテリー
あたりがざっと見比べる材料となります。
最近ではSIMフリースマホも増えてきており、実際に使われている方や興味がある方の非常に多いと思います。
誰にでもわかりやすい情報として、機種本体の金額が大きく打ち出されている場合がありますが、ただ安いだけで実際は使いづらいものもありますので、金額と性能をしっかりと把握しコストパフォーマンスに見合った物を購入するべきです。
ベンチマークとは
そこである程度の指標となるのがこの「ベンチマーク」です。
ベンチマークとは各機種のCPUやメモリを動作させた上で、それらのデータをひとまとめにし数値化したものとなります。ベンチマークを見比べれば、どの機種の性能が高いのか、また低いのかが一目瞭然です。ただベンチマークが100%正しいというわけではありませんので、あくまでも1つの指標として、購入材料になるとお考え下さい。
実際にベンチマークを見てみる
ではベンチマークとはどのような数値で表されているのか、下の画像で見てみましょう。
このように各メーカーの機種ごとに右端に点数が付いているのが、確認して頂けると思います。この点数がベンチマークです。このランキングは今年の3月に発表されたものですので、一番高い点数は「iPhone7 plus」の「184,546点」となります。
メーカーからの発表される各機種のスペックだけではどれぐらい動くのか予想ができませんが、このベンチマークを見ることである程度予測することが可能です。またベンチマークと各機種の販売価格を見比べるとコストパフォーマンスを図ることができます。
基準となる機種を設定する
ベンチマークだけを見ていると点数の高い、低いはわかりますが実際どれぐらいの動作が可能かまではわかりません。そこで基準となる機種を決め、それをベースに考えます。私はいつも日本人だと馴染みのある「iPhone」を基準としています。
iPhoneはベンチマークが高いだけでなく、価格も高いので比較する際に非常にわかりやすいです。また動作に関しても一度は使ったことがある方が多く、どの程度動作するかが想像しやすいからです。
ではiPhoneのベンチマークと現在の販売価格は、
このようになっています。価格は最低ストレージモデルを見ているので、iPhoneの中で一番安い価格になっています。上位モデル(64GBや128GB)になると価格も大幅にあがります。基準になるiPhoneのベンチマークや価格がわかったので、次にAndroidと比較してみましょう。
基準となる機種とベンチマークを比較する
比較する機種は昨年発売されたAndroidで、私も他の記事で紹介したことがある機種にしました。
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この2つはAndroidの中ではハイスペックな部類で、価格は中位ぐらいにあります。これらと先程のiPhoneを比較すると、
このような結果となりました。
ベンチマークだけを見ると「iPhone7」が一番高いですが、ほぼスコアが変わらない「3T」が価格としてはiPhoneより40%安いです。またストレージに関して「3T」は64GBですので、iPhone7の128GBモデル(64GBモデルが無いため)と比較してもiPhoneは「$800以上」となります。
またXiaomiの「Mi 5S」は1年前に発売された機種ですがベンチマークを見るとiPhone6S Plusと同等の性能であると言えます。Mi5Sの方はストレージ128GBモデルですのでiPhone6S Plusの128GBを見ると価格はなんと「$780以上」となりました。価格の差は歴然です。
まとめ
ベンチマークと販売価格の見方を理解して頂けたと思います。これらの情報に加えて、その他の(液晶の綺麗さ、カメラの画素数、バッテリー容量など)を見比べるとより各機種ごとの特徴が理解できると思います。
ベンチマークも指標の1つに過ぎないので、あまり点数ばかりにこだわる必要はありません。現在発売されているAndroidで10万点を超える機種であれば、十分普段使いでは困らないと私は思っています。
海外で発売されているAndroidは各機種いろいろと新しい機能やデザイン、特徴を持たせたものが多いので、自分の使い方にあった機種を是非見つけて下さい。
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ベンチマーク参考サイト
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