FBAを開始後から、売上や販売商品にどのような変化があったか報告します。
1年経過後の売上データ
まずは前回でお見せ出来なかった売上データです。前回も記載したのですが最大で現在より2年前のデータまでしか遡ることができないので、2015年5月以降のデータとなります。私がFBAを初めてからおおよそ1年間後の結果として見て下さい(クリックで拡大できます)。
売上は平均して800,000円ほどになっています。
販売当初は「FBAの始め方」のようなテキストやウェブでの記事を参考に、本、CD、DVD、ゲームソフトなどのメディアを扱っていました。このメディアでも売上自体を上げることはできました。しかし続けていく上で
- このメディアでの知識を趣味程度にしかもっていない
- 商品として取り扱っている中で興味を持てなかった
- 1商品あたりの販売単価を上げたかった
などの点が私の中で引っかかりとなっていました。知識や興味が持てない商品を販売することに抵抗もありましたし、また売れる商品を探すのも非常に労力が必要だったので、改善していく必要がありました。
逆にこのメディアに対して、知識を持っている方であれば販売していく上でさらに知識を蓄えることができるのでどんどん売上を伸ばすことが可能だと思います。
販売商品を大きく変更
自分の興味ある分野、また知識のある分野で勝負をしてみようと考え大きく販売商品の変更を行いました。2015年5月に扱っていた商品の一部は
このように家電製品(その中でもパソコンやタブレット、電子辞書)をメインとし販売商品を大きく変更していました。元々パソコン、タブレット関連には興味があり
- どのようなモデルがあるのか
- 価格帯はいくらぐらいか
など最低限の知識は持っていました。
その他の仕入れを行っている際に、家電の中でも自分の得意分野で利益を出すことができると気づき、一度チャレンジのつもりで幾つか購入、販売を行うと1週間以内にはすべての商品を売ることが出来たため、これで行けると確信しました。
仕入れを行っている際に、現在自分が扱っている商品以外にもアンテナを張っていたのが良かったようです。
パソコン関連商品が売れた際の利益はどれぐらいなのか
実際に扱っていた「XDU-5700MED」という医学関連の電子辞書だとどれぐらいの利益がでるのか見てみましょう(販売価格などは上記の画像を参照)。
自己発送ではなく最初の記事でおすすめしました「Amazon FBAシステム」を利用しての算出です。商品ごとに仕入れ販売価格が異なるので、参考例にはなりますが1つ商品を売ることで利益を15,085円あげることができます。私の中での利益率は20~30%と定めているので、この商品であれば問題無く販売します。
本やCDであれば良い商品で1つ売れれば800円ほどの利益だと前回の記事で紹介しました。15,000円利益を出すには約20点ほど販売しなければならないので、仕入れから考えるとかなり大変な作業になります。ただ利益率を見ると本やCDですと50%前後、電子辞書ですと良くて30%前後なので、利益率を重視し販売数で利益額を上げていくスタイルも決して悪くないと思います。
まとめ
ネット販売を続け結果を出す要因として、
- 売れる商品の選別も大切ですが自分の興味がある商品
- 少しでも知識を持っている商品を扱う
これらが大切であると感じました。販売を続けていくと商品知識が身につきますので、さらに販売への意欲が湧いてきます。販売意欲が湧けば今以上に売上を伸ばそうと努力するので、相乗効果を起こすことができます。
実際に私も扱っている商品への知識も深まりより興味を持つことができ、さらに売上全体も上げることができたので、この商品を扱って良かったと感じています。
次回Part5ではさらに2015年の売上はどのようになったのか、また扱った商品の一部などを紹介していきます。