ネット販売ビジネスの種類と特徴
私が個人事業主としてネット販売ビジネス(主にせどり)を3年間続けて、わかったこと、続けられた方法、またこれから始められる方へ少しでも参考になればと思い、ここへアウトプットしていこうと考えています。
Part1では販売経路の特徴、私が感じたそれぞれの違いを紹介していきます。ネットでの販売経路が複数存在するので、非常に手を付けやすい分野になったと感じます。メジャーな販売経路としては
- Amazon
- ヤフーショッピング
- 楽天市場
- メルカリ(アプリ)
の4種類ではないでしょうか。オークション形式も販売経路としてメジャーではありますが、現在は若干低迷していると感じています。※メルカリがユーザー数を伸ばしている為
4種類の販売経路の違いや特徴
私がネットビジネスを始めた当初はAmazon、楽天の2強状態であり(独自サイトでの販売を除く)また2つの違いは非常に明確でした。
それぞれの特徴は、
Amazonの特徴
- 圧倒的な集客力
- 販売ページの見やすや(広告が出ない)
- 比較的ビジネスを開始しやすい環境が整えられている(Amazon FBAによる販売)
楽天市場の特徴
- リピーターを獲得しやすい
- 購入者へ直接メルマガを発信できるため、新商品などのアピールを行いやすい
- 楽天サイト内ではあるが独自の販売ページを作成する事ができる
- ポイントを利用したユーザーの囲い込み
もちろん両サイトともに利用する際の販売手数料であったり、販売する商品によっての手数料など細かな点で異なってきますが、大まかな違いは上記のような内容だと感じました。
ここでピンと来る方もいるかと思います。自分が販売する商品によってどちらを利用する方がメリットが大きいかと言うことです。
私の場合、AmazonのFBAというシステムを利用したかった為、必然的にAmazonでの販売を開始するに至りました。
では最近になって非常に伸びてきている販売経路の残り2つの特徴は
ヤフーショッピングの特徴
- 販売、利用手数料が圧倒的に安い
- ユーザーへのポイント還元率が非常に高く、また定期的なイベントも豊富
- スマホ利用を推奨しておりヤフーショッピングアプリのユーザビリティも高い
- ヤフーショッピング内で独自の販売ページを作成することができる
メルカリの特徴
- 利用開始の登録が簡易
- 即日販売を開始することができる
- 配送業者との連携がスムーズであるため、発送が比較的楽に行える
以上のような点があげられます。
ヤフーショッピングは利用手数料を一律としており、この点においてその他サイトとは大きく違いがあります。通常であれば商品ごとに販売手数料が数%定められており、売れると各商品ごとに手数料がサイト側へ支払われます。
ヤフーショッピングでは手数料が一律となっている為、商品が売れれば売れるほど他サイトとは利益率に差が出るしくみとなっています。その為、大きく売上を出すことが出来ているお店ではヤフーショッピングでのメリットは非常に大きくなります。
またポイントを利用したユーザーの囲い込みや、メルマガ配信方法など、楽天を利用するメリットを全て上回っていると感じています。
ある程度の売上を安定して出せるようになれば間違いなくヤフーショッピングでの販売が一番利益を出すことができるでしょう。
メルカリはビジネスと言うよりは、副業で手早く利益を得たい方向けといった印象です。利用ユーザーは若い方が多いので、高額商品は売買し辛いです。また商品への保証なども付加することもできません。
副業メインで考えており、出品の手間、配送の手間、を極力少なくしたいという方へはメリットが多いのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。ざっくりではありますが、メジャーな販売経路の特徴やどういった方へ向いているのかを紹介致しました。
Part2ではAmazon FBAのシステム、具体的にどのような点が優れているのかなどを紹介していきます。Part2を読む