4K UHD/8K、H.265など多彩なフォーマットに対応した動画ソフト、「Digiarty」社の【VideoProc】の紹介記事です。
前回の記事では【VideoProc】動画編集を実際に行いレビューしました。
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【VideoProc】レビュー記事 マルチ機能の動画編集・変換ソフト、シンプルな画面が秀逸
前回の記事で【VideoProc】の紹介を行いました。 本記事では実際に「Digiarty」社のソフト【VideoProc】を使用し、インストールや画面のUIを確認していきます。 低スペックPCでもあ …
本記事では動画編集の注目機能「手ブレ補正」や、その他の便利機能を詳しくレビューします。
ドローンやアクションカメラに最適化した「手ブレ補正」に注目。「VideoProc」の動画編集で素材の良さを一段と引き出せます。ほかのYouTuberに差をつけたい方にもおすすめな動画ソフトです。
レビュー記事は、以下の3記事に分けて紹介する予定です。
- ソフトのインストール・設定、各機能画面の確認
- スマホなどからの動画取り込み、動画編集の注目機能その1
- 動画編集の注目機能その2、その他の便利機能
今回は3.の「動画編集注目機能と便利な機能」をご紹介します。
なお、本レビューはすべて、wiondows10のパソコンにインストールした【VideoProc】で確認しています。
【VideoProc 無料ダウンロードはこちら】
【手ブレ補正の使い方】
【VideoProc】の動画編集機能の中で、特におすすめなのが「手ブレ補正機能」です。
ドローンやアクションカメラに特化したブレを補正する機能(安定化)が簡単に使えることが公式サイトでも強調されています。
以前、ラフ・ブロでご紹介した、アクションカメラ「Xiaomi Mijia 4K」で撮影した素材ファイルを使って検証してみました。
「Xiaomi Mijia 4K」のレビュー記事もご覧ください。
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まずは通常通り、素材ファイルを読み込み、下のタブから「ツール」→「手ブレ補正」をクリックします。
手振れ補正専用の画面(ビデオ安定化)が表示されます。
部分的に手ブレ補正を行う場合は、開始時間、終了時間を設定します。
右上の「手ブレ率」など設定項目は、今回デフォルトのままとしました。
他に変更が無ければ、「完了」をクリックします。
前の画面に戻ったら、トリミング機能(前の記事参照)などと同じく、「RUN」をクリックすると、補正後の動画が出力されます。
【実際に手ブレ補正を行った動画】
【VideoProc】の手ブレ補正機能を使った動画をアップロードしたのでご覧ください。
素材に使ったアクションカメラ「Xiaomi Mijia 4K」は、以前レビューでもご紹介した通り、単体でのブレ補正機能が非常に優れています。
本動画は、自転車に直接カメラを取り付けて撮影している割には、かなりスムーズな動画となっています。
しかし、【VideoProc】によって手ブレ補正を行うと、さらに細かい振動が取り除かれ、自然な映像になることが確認できました。
捜査方法が非常に簡単で、画質の落ちも全く目立たなかったので、ドローンやアクションカメラ撮影をされる方には、ぜひ使って欲しい機能だと思いました。
【再生速度を変更し保存するには】
動画編集の際、意外に良く使うのが「再生速度の変更」です。
いわゆる「早送り」や「スローモーション・低速度」の状態で動画ファイルを更新します。
長時間撮影した定点カメラ画像を、短時間に圧縮して見せたい場合や、高速の動きをゆっくり見せたい場合に重宝します。
【VideoProc】での再生速度の変更は非常に簡単ですが、ちょっとわかりにくい画面にあったため紹介します。
素材となるファイルを読み込み、下のツールバーがデフォルトの「出力」となっていて、出力形式(H.264など)のアイコンが選択されていることを確認します。
この状態で「オプション」をクリックします。
「ビデオ編集」のタブが表示されたら、左下に「再生速度の変更」が表示されますので、ここでスピードを決定します。
他に変更が無ければ、「完了」で前の画面に戻り、「RUN」を選択して、ファイルを出力します。
前回ご紹介した「クロップ」機能と同様、ソフトによってどこにあるかわかりにくいのが、再生速度の変更機能かもしれません。
【VideoProc】では、場所さえわかればとても簡単に再生速度の変更を行うことができました。
【GIF作成機能の使い方】
最後に紹介するのは、【VideoProc】のGIF作成機能です。
GIFといえば、アイコンやイラストを動かすための簡易な手段として、かつてよく用いられていました。
近年twitterなどのSNSが、動画をGIFにしたファイルを表示する機能をサポートしたことで、再び身近な存在となりました。
ごく短いカットで動きのある動画を、繰り返し見せたい場面でとても役に立ちます。
まず、素材となる動画を読み込み、下のツールバーから「ツールボックス」→「GIF作成」を選択します。
GIF作成の画面が表示されます。
ここで気をつけたいのは、赤枠で囲った「継続時間」と「フレーム遅延」の設定です。
GIFなので、短時間で終わらせたい、各コマの速度は速いほうがいい、という場合が多いと思いますので、適宜調整してください。
【実際に作成したGIF動画】
【VideoProc】を使用して実際に作成したGIF動画がこちらになります。
GIF作成に関しても、少ない手順で動画から直感的に作成できるので、非常に簡単だと感じました。
【まとめ】
【VideoProc】は、動画編集に関わる色々な作業が一本ででき、これまで使ったことのないジャンルのソフトだと感じました。
インターフェースはいずれも簡単ですが、特徴的なソフトであるだけに、普通の動画編集と使い勝手が違い、最初どこから始めたらいいか悩むこともありました。
しかし、慣れてしまえばいずれの機能も簡単に使えます。
今回紹介した編集機能は、すべての機能のうちのほんの一部で、多彩な機能が準備されているため、動画編集が初めての方にぜひおすすめしたいソフトです。
【VideoProc製品紹介記事】
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