gearbestさまより【Elephone U pro】をお借りしてのレビュー第三弾です。
3辺ベゼルセスの大画面中華スマホ【Elephone U pro】について、今回はカメラ性能の比較を行います。
※画質比較のため、画像をタップすると実サイズ画像を開けるように設定しております。ファイルサイズが4.0MB~8.0MBと大きいので実サイズをご確認いただく際はWi-Fi環境下や通信量無制限などで閲覧お願い致します。
【Elephone U pro】大画面ベゼルレス中華スマホの実機レビュー第三弾です。カメラ性能の比較を行っていきます。
【前回のレビュー】
前回のレビューは主に日本独自サービスのアプリが【Elephone U pro】に対応しているかを、動作チェックを踏まえてレビューしました。
【カメラ性能を比較する機種】
今回【Elephone U pro】とカメラ性能を比較するのは、手持ち機材の中で比較的カメラ仕様が近い【iPad Pro】です。
【iPad Pro】は「iPhone8」相当のカメラ性能で、メインカメラはシングルですが【Elephone U pro】とハード的な性能は近いです。
iOS系のカメラは、色合いなどの表現に独特の傾向があるため、印象の違いにも注目です。
【2機種のスペック比較】
【Elephone U pro】と【iPad Pro】のカメラスペック比較です。
【Elephone U pro】のリアカメラはデュアルカメラで、1,300万画素 + 1,300万画素です。
【Elephone U pro】のf値は公式サイトに記載がありませんが、【iPad Pro】はf値が1.8と小さく、かなり明るく撮影できるカメラです。
両者とも背景ボケに強いとされる仕様なので、近接撮影でどのような撮影結果になるか気になります。
【Elephone U proの撮影画面】
撮影時に表示される【Elephone U pro】のカメラ操作画面です。
フォーカス対象を表示する丸の上に、直感的に明るさを変更できるバーが出てきます。
指二本でタッチすると現在の倍率が表示され、ピンチすると倍率を確認しながらズームができます。
カメラ撮影時に表示される設定画面の一部です。夜景モードや夕景モードなどが選べます。
すべての設定画面を載せ切れなかったのですが、顔認識や露出補正、ISO設定などメニューが豊富でした。
【Elephone U pro】は、オート撮影ではiOS系カメラのようにおまかせで撮影ができ、かつ、自分でマニュアル撮影相当の設定も楽しむことのできるカメラでした。
【実画像での比較】
※ここからの画像はクリックすると実サイズの画像が表示されます。ファイルサイズが大きいのでWi-Fi環境、通信量無制限などで開くようにして下さい。
風景(夕方)
一枚目が【Elephone U pro】で二枚目が【iPad Pro】です。
どちらもデフォルト設定(iPad Proはライブフォト、HDRなし)で撮影しています。
1枚目のほうは黄色が強く出ているようで、2枚目と同じ青色でも、表現の違いがわかります。
風景(昼間)
昼間の青空の下で撮影しました。
芝生の色の表現が1枚目の【Elephone U pro】と、2枚目の【iPad Pro】で違っています。
室内
室内の蛍光灯下で、かなり暗い条件です。
1枚目の【Elephone U pro】では、暗くはありませんが、あまりコントラストがない表現になっています。
ホワイトバランスの設定ができるので、蛍光灯用に変更すれば自然な表現になると思います。
室内(フロントカメラ)
上と同じく、室内で暗い条件です。
ここで、【Elephone U pro】はちょっと予想外の動きをしました。
AUTOだと顔認識した上でのオートフォーカスが標準のようで、写真のような人形だと、どうしてもピントが合いませんでした。
自分を撮影対象にした場合はぴったりとピントが合いましたので、通常は問題なくフロントカメラでのセルフィーを楽しめます。
なお、【Elephone U pro】も【iPad Pro】も同じ位置にレンズが来るようにして撮影したので、【Elephone U pro】はかなりワイドに撮れるフロントカメラだということがわかります。
食べ物
1枚目がデュアルレンズの【Elephone U pro】です。
背景の映り込みが少なくなってしまいましたが、ピントを合わせた卵の黄身よりも後ろの、サラダなどのお皿は結構ボケました。
【iPad Pro】はダブルレンズではありませんが、f値が1.8と明るいので、背景ボケが強く表現されるカメラです。
【Elephone U pro】は【iPad Pro】と同等の背景ボケが表現されました。
マクロ撮影
【Elephone U pro】はマクロ撮影にも強いカメラです。
対象物であるフキノトウから10センチ程度にレンズを近づけて撮影しました。
夕方だったために、1枚目では赤色が強く出ていますが、マクロ性能の確認なので、色以外の描写にご注目ください。
フキノトウの中の、小さいお花のような部分もくっきりと写っています。
【まとめ】
【Elephone U pro】のカメラは、ダブルレンズを生かした背景ボケが良く表現されるカメラでした。
マクロ撮影にも強いので、これからの季節、お花など野外での近接撮影も楽しめそうです。
操作画面では多くのメニューが準備され、ほとんど日本語になっていました。
今回、すべてのメニューを試してみる時間がありませんでしたが、いろいろなシーンでダブルレンズを生かした美しい写真が手軽に撮れそうな高機能カメラでした。
【販売サイト / セール情報】
現在、「gearbest」でセール対象となっております。
gearbest
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