格安SIM会社の多くが取扱いを行ったことから、国内でもメジャーブランドとなった「Huawei」
最新フラグシップ機となる【P10】シリーズが発売となります。
世界では今年の3月より発売が既に開始されているので、スペックや特徴などは明らかとなっています。モデルは3種類あるのでそれぞれの特徴、モデル毎の違いを紹介していきます。
【Huawei P10】国内での発売となります。【P10】シリーズは3種類のモデルがあるので、それぞれ特徴、違いを紹介していきます。
【発売モデルとカラー】
HuaweiのPシリーズは毎回いくつかのモデルを展開し、【P10】も3種類のモデル【P10】【P10 Plus】【P10 Lite】が用意されています。
それぞれの簡単な違いを表にまとめています。
[table id=5 /]以下で細かなスペックは紹介していきますが、モデルによる大きな違いはサイズ感、解像度、前面ホームボタンの有無があげられます。
【P10 Plus のスペック】
- CPU : HUAWEI Kirin 960 2.4GHz+1.8GHz(オクタコア)
- ディスプレイ : 5.5インチ 2,560×1,440(2K TFT液晶)
- RAM+ROM : 4GB+64GB
- リアカメラ(ディアル) : モノクロ2,000万画素+カラー1,200万画素
- フロントカメラ : 800万画素
- OS : EMUI 5.1(Android 7.0ベース)
- SIMサイズ : Dual sim Dual Standby, nano SIM x2
- microSD : 対応(最大256GB)
- サイズ : 74.2×153.5×6.98 mm
- 重量 : 165g
- バッテリー : 3,750 mAh
- ネットワーク :
3G : WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
4G : LTE 1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/26/28/29
/38/39/40/41 - その他 : 指紋認証センサー、急速充電(HUAWEI スーパーチャージ)、USB Type C
- 販売価格 : 7万2800円(税抜き)
【P10 のスペック】
- CPU : HUAWEI Kirin 960 2.4GHz+1.8GHz(オクタコア)
- ディスプレイ : 5.1インチ 1,920×1,080(FHD)
- RAM+ROM : 4GB+64GB
- リアカメラ(ディアル) : モノクロ2,000万画素+カラー1,200万画素
- フロントカメラ : 800万画素
- OS : EMUI 5.1(Android 7.0ベース)
- SIMサイズ : Dual sim Dual Standby, nano SIM x2
- microSD : 対応(最大256GB)
- サイズ : 69.3×145.3×6.98 mm
- 重量 : 145g
- バッテリー : 3,200 mAh
- ネットワーク :
3G : WCDMA 1/2/4/5/6/8/19
4G : LTE 1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/26/28/29
/38/39/40/41 - その他 : 指紋認証センサー、急速充電(HUAWEI スーパーチャージ)、USB Type C
- 販売価格 : 6万5800円(税抜き)
【P10 lite のスペック】
- CPU : HUAWEI Kirin 658 2.1GHz+1.7GHz(オクタコア)
- ディスプレイ : 5.2インチ 1,920×1,080(FHD)
- RAM+ROM : 3GB+32GB
- リアカメラ : 1,200万画素
- フロントカメラ : 800万画素
- OS : EMUI 5.1(Android 7.0ベース)
- SIMサイズ : nano SIM
- microSD : 対応(最大128GB)
- サイズ : 72×146.5×7.2 mm
- 重量 : 146g
- バッテリー : 3,000 mAh
- ネットワーク :
3G : WCDMA 1/5/6/8/19
4G : LTE 1/3/5/7/8/18/19/26/41/38/39/40/41 - その他 : 指紋認証センサー、micro USB
- 販売価格 : 2万9980円(税抜き)
【ベンチマーク比較】
ベンチマークはCPUベースで算出されているので、発売後にさらに細かな数値になりますが、おおよそスコアに変動は無いと思われます。
【モデル比較のまとめ~P10とP10 Plus】
【P10】【P10 Plus】はどちらもベンチマークも高くハイスペック機となっています。別記事でカメラの特徴やモデルによる違いを詳しく解説します。
本体の性能だけでなくカメラの性能にもかなりこだわっているので、最新フラグシップ機として十分に魅力のある機種だと言えます。
また個人的に前面ホームボタン採用には、かなりの好印象です。先日の記事でSIMフリー機【DOOGEE MIX】でも、前面ホームボタンについてはユーザビリティを考えられていると紹介しました。
紹介した機種はミドルスペックですが、【P10】のようなハイスペック機に前面ボタンが搭載されるのは、非常に嬉しいです。
※Galaxy S8では前面ボタン撤廃、次期iPhoneでも前面ボタン撤廃の噂が流れているので、ハイスペック機の前面ボタンは貴重です。
残念だと感じるのは【P10 Plus】の国内発売カラーです。
海外モデルは7色展開でシックなカラーもあるのですが、国内カラーはポップな2種類のみです。【P10 Plus】は男性が持つほうが多いと思うので、こちらにブラックやブルーがあれば文句無しでした。
【モデル比較のまとめ~P10 lite】
【P10 lite】に関しては、、、購入目的が見えません(個人的に)。CPUも古いものなのでベンチマークも低く、今回の売りであるカメラ性能も【P10 lite】は活かせていません。
また対応バンドも少なく、プラチナバンドなどの恩恵を受けることもできないでしょう。
さらに充電に関しても、他の2機種は「USB Type C」での急速充電可能ですが、【P10 lite】は「micro USB」が採用されこの点でも恩恵を受けられないでしょう。
micro USBが採用されている機種は、古い機種だと印象を受けます。
魅力的な機能を削り、その分価格を抑えたのだと思いますが、この価格であればSIMフリー機種でもっと良い性能の物が買えるので、【P10 lite】はオススメし辛い機種だと感じました。
3万円前後で購入可能な他メーカーの機種の一例だと、
などがあります。ベンチマークも2倍ほど違います。
一概にベンチマークだけで機種の性能を測ることはできないですが、マイナス点が多い印象を受けました。
【カメラ性能の違いは次へ】
【P10】【P10 Plus】のカメラ性能の比較は次の記事で詳しく紹介しています。
各種性能の違いなどを見て頂けたと思いますので、次はカメラの性能を比較します。