Surfaceのような2in1タブレットPC【Jumper EZpad 6 Plus】の実機レビュー第2弾です。
前回は主に外観の紹介を行いました。
本記事ではベンチマークの紹介とそのほかの特徴を紹介します。
【Jumper EZpad 6 Plus】最新中華PCの実機レビュー続編です。実機のベンチマークやおすすめポイントを紹介します。
打ちやすいキーボード
前回の記事では外観のみの紹介でしたが、実際に使ってみての特徴を紹介していきます。
まず、キーボードの打鍵感です。キーピッチが広く、非常に打ちやすいです。
ただ、ちょっとキーが軽めなので、人によっては打ち間違えが気になるかもしれません。
打鍵感が非常に軽いことで有名な、iPad Proの純正キーボードより、やや重い程度です。
【Jumper EZpad 6 Plus】のキーボード配列は、他の中華PCと同じく、英語キーボードとなっています。
ファンクションキー列の並びも一般的なもので、特に違和感はありません。
また、上記画像のタッチパッドの赤枠部分が右クリック、青枠部分が左クリックを行う場所になります。
物理的な段差などはありませんが、真ん中に白い線を入れることで、クリックする場所がわかりやすくなっています。
windowsのタッチパッドで、物理的なボタンがない場合、右クリックするにはどこを押していいか悩んでしまいますが、このデザインはスッキリとわかりやすく良かったです。
おまけですが、【Jumper EZpad 6 Plus】とA4用紙を並べた様子です。
長辺がA4用紙とほとんど同じ大きさであることがわかります。
かつてA4ノートPCと言われていた14インチクラスのパソコンと同等の横幅なので、打ちやすいキーピッチやキー配列を実現できています。
持ち運びのしやすさと打ちやすさを兼ね備えた、2in1タブレットPCだと感じました。
タブレットモードとの切り替え
【Jumper EZpad 6 Plus】本体とキーボードを切り離した場合、タブレットモードに自動的に切り替わります。
特に何も操作しなくとも、windowsの確認画面が出てきます(表示しないことも可能です)。
2in1PCの場合、機種によってはこの動作が不安定な場合がありますが、【Jumper EZpad 6 Plus】は安定していて、不安なく切り替えることができました。
気になったACアダプター
【Jumper EZpad 6 Plus】を使用していて、唯一気になったのが、ACアダプターの接続場所です。
タブレットモードの時は気になりませんでしたが、PCモードでスタンドさせているときに電源を取ろうとすると、写真のようになってしまいます・・・。
キックスタンドのある側と反対側の上部に、DC電源差込口があるのです。
キーボードとの接続端子もあるし、キックスタンド方式なので、もちろん逆さまにはできません。
次モデルでは改善してほしい点です。
【スペック情報】
【Jumper EZpad 6 Plus】実機のOS情報やスペック情報です。
ROM64GBの内、OSの容量やその他アプリで38GBを使用していますが、まだ容量はあります。
外部ストレージ(micro SD)にも対応していますので、作成したファイルなどはそちらに格納できます。
【ベンチマークの紹介】
PCのベンチマーク測定には「ドラクエ X」を使用します。スコアの目安は下の画像の通りです。
中華PCの場合「重い」~「普通」の判定が多いです。このあたりのスコアで各PCの性能差を比較することが可能です。
判定が「快適」以上となるのはゲーミングPCやかなりハイスペック機種(販売価格100,000円を超える)でないと難しいです。
640×480で測定
最低ラインのグラフィック設定640×480px、品質は標準で測定した結果が「普通」でした。
一つ上のHD画質の場合は「重い」、FHD画質の場合は「動作困難」と出ました。
同等クラスのCPUでFHD画質の場合でも「やや重い」となる機種もあるので、メモリ容量なども影響しているかもしれません。
【Jumper EZpad 6 Plus】で重ためのゲームをする場合は、低解像度で行うのが良いでしょう。
【Office系ソフトやブラウジング】
【Jumper EZpad 6 Plus】は、画面の横幅の広さを生かしたビジネス利用がおすすめです。
最近はMicrosoftの「Office 365」や「googleドキュメント」(google Apps)など、Webブラウザ上で動作するOffce系ソフトを使用される方も多いと思います。
今回は【Jumper EZpad 6 Plus】の実機で、googleドキュメントの各ソフトを利用してみました。
ドキュメント
googleドキュメントの文章作成ソフトでテンプレートファイルを表示した様子です。
画面の横幅が長いので、タブレットであることを意識せずに編集作業ができました。
スプレッドシート(表計算)
googleドキュメントの表計算ソフトでテンプレートファイルを表示した様子です。
これ以外にも、予め作ってあった2000行程度あるデータを表示してみましたが、スクロールもスムーズで、快適に動作できました。
プレゼンテーション
googleドキュメントのプレゼンテーションでテンプレートファイルを表示した様子です。
ブラウザで動くプレゼンテーションソフトでは、性能が低いPC・タブレットではスムーズにアニメ等が動かないことがあります。
【Jumper EZpad 6 Plus】では、たくさんアニメ動作があるファイルも、スムーズに動作していました。
maps
google Appsのmapsを表示した様子です。
google mapに自分だけのメモなどを入れられる機能で、メモリの少ない環境などではカクカクしてしまいますが、【Jumper EZpad 6 Plus】ではスムーズに動きました。
【まとめ】
【Jumper EZpad 6 Plus】は3万円台前半から購入できる2in1タブレットPCですが、ビジネス利用の場面で十分ノートPCの代わりとして使えます。
ハードなゲームなどには不向きですが、大画面を生かしてブラウジングなどをモバイルで快適に使用できると感じました。
【販売サイト】
現在、geekbuyingでセール対象となっています。
geekbuying
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