【Amazon以外の販売店】からの購入の際は、店舗情報の確認をしましょう。
Part2までで、Amazonでは同じ商品ページ内に複数の販売店が混在していることはわかって頂けたと思います。また各販売店ごとの販売形態も何度か見かたを紹介しました。
まだ見てないかたは是非Part1~Part2で確認してください。
ここからは販売店の安全性の調べ方を紹介します。
【Amazon取扱いが無ければ、まずはプライム販売店】
欲しい商品がAmazonに取扱いが無い場合や、品切れしている場合、またその他の店舗のほうが大幅に価格が安い場合、他の店舗からの購入も視野に入るでしょう。
その際、まずはプライム販売店とAmazon取扱いの価格を比較して下さい。実際の商品で一例を見てみましょう。下記の商品はトップページに「プライム販売店」が載っています。
新品欄をクリックして販売店の一覧を見てみましょう。この商品はプライム販売店の下にAmazon取扱いの商品も表示されました。
価格もほぼ変わらないので、このようなケースではAmazonから購入するのが良いでしょう。しかしAmazon取扱いがない場合は他店舗を比較する必要があります。その際の販売店の指標となるのは、ユーザーによる評価です。
各販売店の評価は下記のように表示されています。パーセンテージ表記は100%を最高とした過去1年間のユーザーによる販売店の評価です。評価の件数は1年間では無く今までのトータルの件数となっています。評価が100%に近く、また評価件数が多い販売店ほど安心して利用できる販売店である可能性は高くなります。
さらに販売店を詳しく見ることができるので、評価部分をクリックしてみましょう。販売店情報は各店舗がそれぞれ記載している情報ですので、情報の少ない店舗は注意が必要です。下記の3点が確実な情報でなければ購入は避けるべきです。
- 販売店の住所
- 連絡先(固定電話)
- 販売責任者
またこれらの情報だけでなく、販売店の取扱商品一覧を確認するのも有効です。販売店の詳細ページの評価の横にある「ストアフロント」より、取扱商品一覧を確認できます。
取扱商品が異常に多い販売店や、定価より異常に安い価格の商品を取り扱っている場合は注意が必要です。しかし大型の販売店であれば取扱商品は多い場合があります。その際は、取扱商品の多さと比例し、評価件数も非常に多いです。商品件数が多く、評価件数が少ない販売店であれば避けるべきでしょう。
【検索時にフィルターをかける】
ブラウザなどで商品を検索し、直接Amazonのページにアクセスする場合は有効ではありませんが、Amazon内で一から商品を検索する際には、事前に「Amazon及びプライム販売店のみ表示」のフィルターをかけて検索が可能です。
Amazonトップページよりカテゴリーの選択を行えば、左のサイドバーに「プライム」のチェックボックスが表示されます。これにチェックを入れておけば「プライム販売店」のみ表示されるので、比較的安全に買い物ができるでしょう。
【プライム販売店にも取扱いがない場合】
Amazonでの取扱いや、プライム販売店での取扱いが無い商品も存在します。その際は、必ず上記で紹介した販売店の確認を行いましょう。
しかし、一概にプライム販売店以外が危ないわけではありません。大手家電量販店などは、独自の配送ルートを持っているためプライム販売店としての販売を行っていないケースもあります。
注意するべきは、購入時にどこから購入しているかを把握しておく点です。プライム販売店以外の利用の場合は、
- 販売店の評価
- 販売店情報
- 他サイトでも販売しているか
以上の3点は確認しておくのが無難でしょう。特に他サイトでも登録されているような販売店であれば、そちらの評価も確認できるので安全である可能性は高いです。
【販売店の優先順位のまとめ】
ここまでで、Amazon内での販売店の種類や特徴がわかって頂けたと思います。購入前のチェック点をまとめると、このようになります。
購入前にしっかりと販売店を確認すれば、詐欺に合う確率は格段に減ると思います。しかしネットを利用した商品の購入には少なからずリスクは伴います。
次回Part4ではAmazon内で起こりうる詐欺被害について紹介していきます。