前回の記事でEaseUSの紹介を行いました。
本記事では実際にEaseUSのソフト「EaseUS Data Recovery Wizard Pro」を使用し、データの復旧を行っていきます。
ソフトが軽く軽快に使用でき、直感的に使える!データ復旧するなら「EaseUS Data Recovery Wizard Pro」がおすすめ!
レビュー記事はソフトのインストールからファイルスキャンまで、と実際にデータを復旧させる操作の2記事に分けて紹介します。
【インストール~設定】
まずはパソコンに「EaseUS Data Recovery Wizard Pro」をインストールする必要がありますので、
公式サイトよりソフトをダウロードしてきます。
「drw_setup.exe」という名称のソフトがダウンロードされるので、ダブルクリックしインストールを行います。
インストールの際に言語選択ができ「日本語」もバッチリサービス対象ですので安心です。
言語選択画面
セットアップに進みます
インストールが完了すると、無料版から有料版へアップグレードが可能です。
無料版で利用することもできますが、復元の最大容量が2GBまでですのであくまでお試し版となります。
PCのデータ復元や大量の静止画、動画の復元には有料版が必要となります。
ライセンス取得できた方は、画像のようにライセンス入力を行うと認証が行われます。
ライセンス入力欄
ラインセンス承認
【対象データの選択、確認】
レビューでは外部メモリ(USBメモリ)を対象とします。Transcend製を使用しPC側で認識されているのがわかります。
下記はソフトを起動しUSBを確認した画像です。PC側と同じようにTranscend製というのがしっかり認識されています。
USB内の対象ファイルは、
- 画像(jpeg、png、eps)
- 動画(mp4)
- html(.html、.css)
と致しました。静止画と動画はもちろんですが、PCデータの復旧の際にweb関連の仕事をされている方ですと「htmlファイル」の取り扱いもあるかと思います。こちらも今回は対象としております。
またPhotoshopを使用されている方だとepsファイルの取り扱いもあるかと思いますので、epsも復旧対象としております。
【復旧データのスキャン】
復旧対象を選択し、画面右下にある「スキャン」をクリックすると対象メモリにどれだけの復旧可能データがあるか読み込みが開始されます。
※この時点ではまだ復旧作業ではなく、復旧可能データの解析が開始されます。
スキャンが始まると画像の赤枠のように検出ファイルが、どんどんとでてきます。
キャプチャを取得した時点で2.45GBとなっており、最初にUSBを読み込んだ容量よりも既に大きくなっているのがわかります。
※昔削除したデータも復旧対象となっているため
最終的に復旧対象データはなんと、、、31GBにまで膨らみました。この結果にはかなり驚きました。
対象としたUSBメモリの保存容量が16GBですので、今まで削除したデータも全てが復元対象となっているといっても過言ではありません。
スキャン中にかかった時間はおおよそ15分~20分程度です。
スキャンの間、PCのCPUが気になりタスクマネージャーを開いてみましたが、メモリもCPUもほぼパソコンに負荷をかけることなく実行されていました。動作が軽快なのも非常におすすめできる点です。
仮にソフト自体が重たい場合はスキャン~復帰まで、通常のPC操作に負担がかかってしまうのでソフトを使用すること自体を懸念点と捉えることができます。
「EaseUS Data Recovery Wizard Pro」はその点においても、ストレスなく使用することができる優秀なソフトであると言えます。
【スキャン後】
スキャンが完了すると、復旧対象データが3種類に大きく分けられます。
- ドライブ
- 紛失パーティション
- 復元候補
の3つとなります。画像にあるように画面内のタブ切り替えによってそれぞれどれだけのデータが復旧対象か確認できます。
対象ファイルの横にチェックボックスがあるので、チェックを入れるとファイル容量が確認できます。
復元候補ではファイルの作成者名も確認できるので、ファイル作成者や撮影者名が入っているファイルを検索することも可能です。
【まとめ】
本記事のレビューでわかったのは「EaseUS Data Recovery Wizard Pro」が、
- インストールから使い始めるまで非常に簡単
- 直感的に使うことができる
- 動作が軽快(PCに負荷をかけない)
- 復旧対象データが昔のものまで含まれる
といった点です。
私自身、特にマニュアルなど読まずにインストールからスキャンまで進むことができましたので、簡易な操作方法となっており、
また誰でもわかりやすいUI(ユーザーインターフェース)で作られています。
次の記事では実際にどのようなデータが復旧対象としてピックアップされているのか、無事にデータの復旧ができるのか、をレビューしていきます。
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